リフォームするタイミング

リフォームするタイミング
家族の「ライフサイクル」や家屋の「修繕周期」によって、リフォームのタイミングは決まります。
子どもが成長すれば広い居住スペースが必要になりますし、家族の高齢化が進めばバリアフリー化が必要となります。

仕事や趣味の延長上で理想の間取りや快適性を求めることもあるでしょう。
 また、経年による建物の傷みから修繕やメンテナンスを迫られることもあります。
その時期を見誤ると、腐食や傷みが進行したり、快適性を損なった生活を強いられるので要注意。
5年先・10年先・20年先を見据えて、リフォームの計画を立てておきましょう。

窓やドアは、壁を壊して取替える大変な工事をしなくても、 かんたんにリフォーム可能です!
おおよそ1日あれば完了します。

窓や玄関など、目的ごとのリフォームポイントをチェック!

結露対策
結露対策

結露は、ガラス表面の温度差が原因で起こります。
そのまま放置しておくと、カビ・ダニが発生して健康に害を及ぼす恐れがあります。
かんたんなリフォームで、窓のガラスを二重にしたり(=複層ガラス)、内窓を取り付けたり(=二重窓)、樹脂フレームの「樹脂窓」に変え、窓の断熱性が高めれば、結露の発生を防ぐことができます。
 
冷暖房効率アップ
冷暖房効率アップ

窓は外気の温度に影響を受けやすく、部屋の中でいちばん熱が出入りしやすい場所です。
冷房・暖房が効きにくい原因は、「窓」の断熱性の低さである場合がほとんど。 リフォームで「複層ガラス」や「二重窓」、「樹脂窓」に変えると、窓の断熱性が高まって冷暖房の稼働効率が改善され、エコ生活につながります。
 
日差し対策
日差し対策

強い日差しが室内に入り込むと、熱が床にあたって反射し、部屋の奥まで届いて、部屋全体を熱くする原因となります(反射熱/輻射熱)。
その対策として、外付けのシェードやひさし、オーニングなどを取り付けると効果的です。
時間帯によって日差しを調整できるシャッターやルーバーを取り付けるのも良いでしょう。
また、窓のガラスを遮熱タイプやブラインド入りガラスに交換すると、日射熱を効率よく遮ります。
 
浴室の寒さ対策
浴室の寒さ対策

暖かい居室から寒い浴室・脱衣所へ移動すると、その温度差はときに10℃以上に及ぶ場合があります。
その急激な温度変化は、心臓発作や脳血管障害など重大な疾患を起こす「ヒートショック」の原因となります。 窓のリフォームで断熱効果を高め、居室と浴室(脱衣所)の温度差を解消して、ヒートショック現象を未然に抑制しましょう。
「内窓」をつけたり、「樹脂窓」に交換するなどで、かんたんにリフォーム改善できます。
 
防音
防音

日本の狭い住宅事情では、「騒音」対策はたいへん重要です。
車・バイクの走行音、子どものはしゃぎ声・泣き声、楽器音、ペットの鳴き声、工事音など、騒音の素は家のまわりにたくさんあります。
特に大事なのは、室内の騒音の出入口となる「窓」です。
窓の内側にもう1枚の窓(内窓/二重窓)を取りつけることで、室内に侵入する騒音・室外に漏れる音ともに大幅に軽減!
 費用も安く、工事も60分程度で完了します。
 
防犯
防犯

戸建て住宅を狙う泥棒の侵入経路は、約60%が「窓」からです。
鍵が締まっていても、ガラスの一部を破って手を伸ばし、クレセントを回して解錠する<ガラス破り>の手口が横行しています。

その対策には、「防犯合わせ複層ガラス」が有効です。
 2枚のガラスの間に中間膜があり、ガラスを破壊しようとしてもヒビが入る程度で割れにくいという特長があります。
また、クレセントをボタン錠付きのものに交換すると、いくらガラス破りの得意な泥棒でも、暗証番号を設定されたクレセントまでは簡単に開けられないため、防御性・安全性が一段と高まります。 他にも、内窓をつけて二重窓にしたり、シャッターや雨戸、面格子をつけると、泥棒の侵入は難しくなり、狙われる確率も減るでしょう。

風通しアップ
風通しアップ

風通しが良くなると、心地よいだけでなく、家屋も長持ちします。
風通しを改善するには、「網戸」と「窓」がポイントです。
網糸がスリムな「クリアネット」に網戸を交換すると、風の抵抗が少なくなり、通風量が約2割アップします。
さらに、窓からの眺望もよくなり、虫の侵入を防ぐ効果も高まります。
 
視線対策
視線対策

隣の家や道路に面した部屋は、窓を開けると、外からの視線が気になります。
そんなときは、窓の外にルーバーやスクリーン、外付けのシャッターやブラインドをつけると良いでしょう。
外からの視線対策として「目隠し」になりながら、通風・採光ができるようになります。
 
使い勝手アップ
使い勝手アップ

お年寄りや小さな子どもがいる家庭では、安全のための工夫があると安心です。
重い窓をスムーズに開けられる「後付けサポートハンドル」を取り付けると、重量感を約半分に軽減でき、力の弱いお年寄りや子どもでも開閉しやすくなります。
また、窓に『開口制限ストッパー』、『指はさみ防止用ストッパー』などを取り付けると、窓の開閉時の開口幅を制限でき、指や手を窓に挟まれたりする事故防止に役立ちます。
 
耐震補強
耐震補強

従来の耐震リフォームでは、窓を減らしたり無くしたりする必要がありました。
しかし、それでは採光性や風通しなどが悪くなってしまいます。
YKK APが開発した耐震リフォーム商品『フレームプラス』なら、高強度のフレームを建物の基礎に接合することで、窓を残したまま耐震強度を高められ、窓がもたらす快適性と利便性はそのまま維持できます。
また、室内施工の負担も最低限で、最短2日の省施工。家具の移動や住み替えの心配もなく、安心して耐震補強できます。
 
寒さ対策
寒さ対策

古い家屋では、玄関ドアや玄関引戸の気密性が低下しており、断熱性も高くありません。
そのため、冬の玄関は当然、寒くなります。
玄関ドア・引戸の断熱性・気密性を高めるリフォームも行うと、居室から廊下まで住まい全体が断熱され、保温効果が高まります。
壁を壊さずに、現状のドア・引戸枠に新しい枠をかぶせる工法なら、たった1日で手軽に新しいドア・引戸へと交換可能!
冬でも快適なエントランス空間に生まれ変わります。
 
風通しアップ
風通しアップ

暑い日には玄関や勝手口の扉を開けて、風を通したくなるものです。
しかし、網戸のないドアや引戸を開放しておくと、蚊やクモなどの虫が入り込んできたり、防犯面なども心配です。
通風ドアなら、ドアを閉めたまま風を通すことが可能となり、匂いや湿気がこもりがちな玄関をさわやかに変えられます。
デザインも玄関の雰囲気に合わせて、いくつもの種類から選択が可能。
お客様を迎える玄関が、おしゃれで居心地のいい空間へと変わります。
 
キーレス化
キーレス化

いまや玄関ドアのカギの開け閉めは、クルマと同じように、キーレスの時代です。
次世代ドアキーシステム『スマートコントロールキー』を搭載した『スマートドア』なら、ポケットやカバンの中に入れたリモコンによってカギの開け閉めが可能になります!
「ポケットKey」仕様なら、離れた場所からでも、リモコン操作だけで開閉OK!
しかも、ピッキング防止機能や自動施錠の設定もできるため、防犯面でも安心です。
 
バリアフリー
バリアフリー

手すりをつけたり、扉の開け閉めを簡単にするなど、ちょっとした工夫が高齢者には必要です。
手すりは、階段や出入口の段差の付近など、足をつまづきやすそうな場所から設置しましょう。
廊下にも手すりがあると、足腰の負担がやわらぎ、歩行動作が楽になります。
また、玄関やトイレなど立ち座り動作が必要な場所には、I型やL型の手すりを設置するといいでしょう。
バリアフリー
車いすを利用する場合には、各部屋のドアの開口幅を見直すことが大切です。
たとえば、引違い戸から3枚連動引戸に替えると、同じ1間サイズでも間口をより広くすることができ、車イスでも楽に通れる開口幅にできます。
なお、連動引戸は上吊りタイプで床面にレールを敷く必要がなく、段差も生じません。
軽い力で開け閉めができ、車イスでの通行も簡単です。
 
通風採光
通風・採光

窓から通風・採光していても、窓から離れた場所では暗く、空気のよどんだ空間ができることがあります。
このような場合には、壁や建具で仕切られている部屋と部屋の間に、光を通す半透明素材や格子状の間仕切を入れたり、吹き抜けなどに室内窓を設けると良いでしょう。
家の中に風と光の「通り道」ができて、さわやかな風や光、ぬくもりを家全体に届けることができます。
通風採光
個室や寝室などプライベートな空間には、扉を閉じていても風を通せる「通風機能つきのドア」や「採光つきのドア」にすれば、室外からの視線を遮ると同時に、明るさを取りこむことができます。
小窓タイプから大型採光のデザインタイプまで数種類あるので、理想的なタイプを選びましょう。
 
ペット
ペット

閉じ放しのドアは、ペットにとっては自由に移動できなくて、たいへんストレスです。
それゆえ無駄に吠えたり、ドアに爪を立てたり…… その、おかげで飼い主もストレスになることも!
そんなときには、猫や小型犬などのペットが自由に出入りできる、くぐり戸つきの室内ドア『ペットドア』がオススメです。
ペットがドアを通る際、分割フラップが2つに折れて体の当たりをやわらかくし、挟まれることなく通過できます。
もし、ペットにドアから出入りさせたくない場合には、脱着可能な閉口パネルをフラップ部に取りつけるといいでしょう。
 

リフォームならこんなこともできます! 目的別のリフォーム

介護において、玄関ドアは開閉が意外と大変なものです。
ドアは重いし、車いすを動かすスペースは狭いし…… でも、引戸なら、ドアの重さはあまり気にならず、出入りするためのスペースも少なくて済みます。
老人のためのリフォーム
「かんたんドアリモ アウトセット玄関引戸」なら、車いすの通過に必要とされる有効開口幅(750mm以上)を確保!
 壁を壊さず玄関をリフォームできて、たった1日でドアから引戸へ交換可能です。
 また、車いすや足の不自由な方が楽に外へ出られるように、手すりやダイレクトに居室から外に出られるデッキスロープなどの設置も考えましょう。
浴室の出入口も、前後に開くドアタイプよりも「折戸」のほうが、開閉動作が楽になります。
万一、浴室内で人が転倒するなどした際に取外しができる浴室扉「サニセーフⅡ」がオススメです。

 
子どもにとって大切なのは、たくさん「勉強」と「遊び」ができるスペースがあること。
最近は、リビングで過ごすパパやママの目の届く範囲内で、子どもがひとり勉強する『リビング学習』が注目されています。

例えば、ダイニングキッチンから目の届く場所に、壁付カウンターを設置!親が家事をしながら、さりげなく子供を見守ることができます。
子どものためのリフォーム
もし独立した勉強部屋を作る場合は、半透明パネルや格子の間仕切りにして、子どもの様子を感じられる「半個室」のような間取りにすると良いでしょう。

また、外壁にサンルームタイプの囲いを取りつければ、開放感あふれるプレイスペースができて、雨の日でも関係なく、自然の風や光を感じながら遊べます。
YKK APのテラス囲い「サンフィールⅢ」なら、さまざまな形にアレンジが可能。
子どもたちが健康的に成長できるスペースを作れます。

 
犬を飼っている場合、犬の散歩から帰ってきたときに、『足洗い場』があると理想的です。
ペットのためのリフォーム
でも、玄関まわりが狭く、スペースが確保できないと難しいもの……
玄関ドアを横にスライドする引戸に変えれば、ドアの開閉の邪魔にならず、足洗い場を作ることができます。
しかも、壁を壊さず玄関をリフォームできる「かんたんドアリモ アウトセット玄関引戸」なら、1日でドアから引戸へ交換が可能です。
 ペット用品の収納に困っている場合は、居室の窓の外にテラス囲いを取付けるといいでしょう。
ペットのためのリフォーム
自然の風や光を取り入れやすいテラス囲いは、ペットも日向ぼっこを楽しめるような快適な場所にもなります。
また、飼い主にとっては可愛いペットの鳴き声も、ご近所には騒音になっているかもしれません。
そんなときは、家の音が漏れやすい「窓」の内側に、樹脂製の『かんたん マドリモ 内窓 プラマードU』を取付けて二重窓にしましょう。
人間の耳には、鳴き声の大きさが半減したように感じられ、より安心してペットを飼うことができます。